他ならないきみだからこそ
もし意識して努力をしたところで、
言葉は、尽くせない。
Need I say more ?
もし意識して努力をしたところで、
言葉は、尽くせない。
Need I say more ?
だからって。
「先生」
「うん」
「こっれは、なしですよ」
どきどきします。とセロはこそばそうに肩を竦めた。
「なしかな」
「なしです」
「突然、後ろから抱き締めるとか、」
「絶対なしですよ」
っていうか耳元で喋らないでください。
密着具合やばくないですか。
なんか熱い。
勢いで全部言うと先生は黙ってしまい、
あれなんか不味かった…?なんてセロが考えていると、
ギュッと、今度は両肩まで手が回るほどに
抱きなおされた。
アクテイブさん。
いったいどういう風の吹きまわし?
触れたところから熱を帯びるというのに。
「……せんせ?」
「ひとつ聞いてもいい?」
「え、どうぞ」
「こういう状況においての話だけど」
「はい」
「なんか犯罪の香りしない?」
「は?」
「歳の差にだよ」
「………」
「……いえ、別にしないですけど」
「ほんとに?」
「しないです」
「そう」
ならいっか。と溢した先生に、
セロはおずおず、何がいいのか聞いてみた。
「セロくんが気にしないならいいか、って」
「誰かに言われたんですか?」
「ゴスティに」
"いやん歳の差?やだ犯罪くさーい!どきどきしちゃう!"
「……へこんだ、と?」
「まぁそれなりに」
「あの、先生って、」
「たまにものすごくアホですよね」
なにそれ。
そういうことです。
アホ?
アホです。
撤回しなさい。
嫌です。
仮にも先生なんですけど。
グエル先生のアホ!
セロくん。
はい。
キスするよ。
なぜ脅迫文句に!!
「ほんとアホですよね」
最後にそう言った時にはほんとにキスされた。
セロはそれだけ言えば伝わるだろうと思い、
もう一度、
今度は「ばか。」と溢した。
ばかだなぁ。
そんなこと気にして駄目になるほど
単純な付き合いしてるつもりなんてないのにね。
「先生」
「うん」
「こっれは、なしですよ」
どきどきします。とセロはこそばそうに肩を竦めた。
「なしかな」
「なしです」
「突然、後ろから抱き締めるとか、」
「絶対なしですよ」
っていうか耳元で喋らないでください。
密着具合やばくないですか。
なんか熱い。
勢いで全部言うと先生は黙ってしまい、
あれなんか不味かった…?なんてセロが考えていると、
ギュッと、今度は両肩まで手が回るほどに
抱きなおされた。
アクテイブさん。
いったいどういう風の吹きまわし?
触れたところから熱を帯びるというのに。
「……せんせ?」
「ひとつ聞いてもいい?」
「え、どうぞ」
「こういう状況においての話だけど」
「はい」
「なんか犯罪の香りしない?」
「は?」
「歳の差にだよ」
「………」
「……いえ、別にしないですけど」
「ほんとに?」
「しないです」
「そう」
ならいっか。と溢した先生に、
セロはおずおず、何がいいのか聞いてみた。
「セロくんが気にしないならいいか、って」
「誰かに言われたんですか?」
「ゴスティに」
"いやん歳の差?やだ犯罪くさーい!どきどきしちゃう!"
「……へこんだ、と?」
「まぁそれなりに」
「あの、先生って、」
「たまにものすごくアホですよね」
なにそれ。
そういうことです。
アホ?
アホです。
撤回しなさい。
嫌です。
仮にも先生なんですけど。
グエル先生のアホ!
セロくん。
はい。
キスするよ。
なぜ脅迫文句に!!
「ほんとアホですよね」
最後にそう言った時にはほんとにキスされた。
セロはそれだけ言えば伝わるだろうと思い、
もう一度、
今度は「ばか。」と溢した。
ばかだなぁ。
そんなこと気にして駄目になるほど
単純な付き合いしてるつもりなんてないのにね。
PR
トラックバック
トラックバックURL: