「何見る?」
プッペンとマリオットが出払ってしまい、2人となった今夜。
「今週はビデオ半額なのよね。」
部屋を暗くしての観賞会になった。
ある日の恋人たち
プッペンとマリオットが出払ってしまい、2人となった今夜。
「今週はビデオ半額なのよね。」
部屋を暗くしての観賞会になった。
ある日の恋人たち
「結構いろいろ借りてきたんだけど……」
「恋愛モノでキスまで持ち込みたい派」
「へー」
「つっこめよ」
「いやいや、渾身のネタなのかなと思って」
「失礼な」
「ホラーもあるよー」
「怖がってしがみついてくる彼女とさり気なく触れ合いたい派に一票」
「なんかやらしいからスルーね」
「……じゃあコメディで"ありえない"と爆笑しているところを不意に真剣に見つめてそのままソファーに―――以下略派に一票」
「コメディできましたか」
「ちょっと頑張って考えたネタだ」
「ヒマなのね」
「ほっとけ」
「でも時代は韓国ラブロマンス!」
「……キスまでか」
「はい、そこまでー。ネタ引きづらナイ」
―――数十分後。
「……やっぱり切ないわ」
「……全く。何が言いたいのかさっぱり」
「ダメねガートルード」
こてっ。
「……なんだよ」
「肩、借りる」
目をこするサハラ。
眠たい眼。
「……そのまま寝るなよ」
「頑張る」
「……もうギリギリだし。保証しないぞ。俺がお前に何しても」
「はいはい」
「……本気なんだけど」
目を開き、
「キスまで持ち込めない人には、無理ね」
「………嫌な女」
だなら後で不意打ちをくれてやろうと思うんだ。
「恋愛モノでキスまで持ち込みたい派」
「へー」
「つっこめよ」
「いやいや、渾身のネタなのかなと思って」
「失礼な」
「ホラーもあるよー」
「怖がってしがみついてくる彼女とさり気なく触れ合いたい派に一票」
「なんかやらしいからスルーね」
「……じゃあコメディで"ありえない"と爆笑しているところを不意に真剣に見つめてそのままソファーに―――以下略派に一票」
「コメディできましたか」
「ちょっと頑張って考えたネタだ」
「ヒマなのね」
「ほっとけ」
「でも時代は韓国ラブロマンス!」
「……キスまでか」
「はい、そこまでー。ネタ引きづらナイ」
―――数十分後。
「……やっぱり切ないわ」
「……全く。何が言いたいのかさっぱり」
「ダメねガートルード」
こてっ。
「……なんだよ」
「肩、借りる」
目をこするサハラ。
眠たい眼。
「……そのまま寝るなよ」
「頑張る」
「……もうギリギリだし。保証しないぞ。俺がお前に何しても」
「はいはい」
「……本気なんだけど」
目を開き、
「キスまで持ち込めない人には、無理ね」
「………嫌な女」
だなら後で不意打ちをくれてやろうと思うんだ。
PR
トラックバック
トラックバックURL:
霜月と申します。
ガートルードのレシピと花君の大ファンでお邪魔したのですが、両作品の小説は勿論の事、他の作品も素晴らしくて幸せに浸らせて頂きました~!
プッペンとマリオットのイラストも可愛いです☆
また更新を楽しみにしています。
これからも頑張ってくださいね!!
お返事遅れてしまってほんとうにすいません…!;
励ましの言葉ありがとうございます**
ガートルードも花君もほんと名作ですよね…(*´ω`)
二次書くのが楽しくて仕方ありません。←
更新滞っていますが、
よければまた覗いてやってくださいませ(*´∀`*)
コメントありがとうございました!