欲張りなオレは、明日に求める。
僕が明日に要求するもの
わけがわからなかった。
彼女の全てに一喜一憂する自分が。
些細な行動を一つ一つ落っことしていく彼女が。
あまり。多分、あまり、オレは鈍くない。
だから彼女に想いを寄せていることを否定はしないし、
(別段誰にも言わないが)
わからないままにしてほっておく気もない。
でも、最近問題だなって思う。
きっと仕草に現れてしまうから。
ふとした瞬間に、何か、特別があれば、
きっとオレは隠せず、顔に出し、彼女にばれてしまうから。
まぁ一番の問題はと言えば、
なんでオレがさっきからずっと、電話の前から動けないか・だ。
ぶっちゃけセロくんの声が聞きたい。
夏休み中盤。
恋しいのかって?
恋しいさ。
そうさオレは正直なんだ。
こんなに自分では認めているのに、
相手にそれを伝えることは、また全く別の話。
だから出来ればこんなばればれなことはしたくないけど、
「(聞きたいな。声。)」
迷った末に受話器を手に取る。
たいした用事は無い。
何と言おうか。
「声が聞きたかった」?
まさか言えやしない。
「もしもし?」
思いつかぬまま繋がってしまった。
「オレだよセロくん」
尋常じゃない胸中は、電話の向こうには伝わらない。
伝えない。
伝わらない。
伝えない。
でもわかって欲しい。とは思う。
「どうしたんですか?こんな時間に」
「あのね、」
そして彼女はわかってくれる。
そして苦しい言い訳をいくつか述べ、
彼女はそれに気付き笑うんだろう。
なに笑ってるの。
と、オレはそっけなく返し、そしていつもの会話が始まるのだ。
けれど願わくば、そんな雰囲気で終わらせず、
週末の予定を聞きだしたい。
彼女の全てに一喜一憂する自分が。
些細な行動を一つ一つ落っことしていく彼女が。
あまり。多分、あまり、オレは鈍くない。
だから彼女に想いを寄せていることを否定はしないし、
(別段誰にも言わないが)
わからないままにしてほっておく気もない。
でも、最近問題だなって思う。
きっと仕草に現れてしまうから。
ふとした瞬間に、何か、特別があれば、
きっとオレは隠せず、顔に出し、彼女にばれてしまうから。
まぁ一番の問題はと言えば、
なんでオレがさっきからずっと、電話の前から動けないか・だ。
ぶっちゃけセロくんの声が聞きたい。
夏休み中盤。
恋しいのかって?
恋しいさ。
そうさオレは正直なんだ。
こんなに自分では認めているのに、
相手にそれを伝えることは、また全く別の話。
だから出来ればこんなばればれなことはしたくないけど、
「(聞きたいな。声。)」
迷った末に受話器を手に取る。
たいした用事は無い。
何と言おうか。
「声が聞きたかった」?
まさか言えやしない。
「もしもし?」
思いつかぬまま繋がってしまった。
「オレだよセロくん」
尋常じゃない胸中は、電話の向こうには伝わらない。
伝えない。
伝わらない。
伝えない。
でもわかって欲しい。とは思う。
「どうしたんですか?こんな時間に」
「あのね、」
そして彼女はわかってくれる。
そして苦しい言い訳をいくつか述べ、
彼女はそれに気付き笑うんだろう。
なに笑ってるの。
と、オレはそっけなく返し、そしていつもの会話が始まるのだ。
けれど願わくば、そんな雰囲気で終わらせず、
週末の予定を聞きだしたい。
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